川の増水事故防ぐ 労基署などが「合同パトロール」 23年作業員2人死亡の河川工事現場付近で 大分

2024年05月30日 18:30更新

梅雨を前に川の増水などによる事故を防ごうと大分労働基準監督署などが30日、川沿いの工事現場で合同パトロールを実施しました。

2023年7月、由布市湯布院町湯平の砂防ダムの工事現場で男性作業員2人が川に流され亡くなる事故がありました。

事故の再発防止を図るため30日は近くの工事現場で、大分労働基準監督署と大分土木事務所が合同パトロールを行いました。

工事の担当者は、現場周辺で1時間雨量が10ミリを超えた場合は作業を中止するなど基準を設けていることなどを説明していました。

30日のパトロールでは問題は確認されなかったということです。

大分労働基準監督署では「個人の判断に頼らず組織として作業を中止するタイミングを決めて災害ゼロに繋げて欲しい」と話しています。

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