住宅地図など作成「ゼンリン」創業の地・別府の歴史を紐解く企画展 大分

2024年05月16日 19:15更新

住宅地図の作成などを手掛ける「ゼンリン」。
創業したのは、大分県別府市だったことはご存知でしょうか。

今回、そのゼンリンが別府の歴史を地図からひもとく企画展を福岡県で開催するということで一足早く取材してきました。

住宅地図の作成やナビゲーションアプリの運営などを行っているゼンリン。
もともとは観光案内のガイドブックを出版する会社として、1948年に別府市で創業しました。

そのガイドブックに別府の地図を付録にしたことが地図作りの始まりとされています。


 

◆ゼンリンミュージアム河野由美学芸員
「(ガイドブックの)付録についていた地図の方がお客様に好評を得て、これからは地図の時代がやってくるということで地図を作るようになった」

今回ゼンリンは、創業の地・別府市の市制100周年を記念して、その歴史や魅力を地図からひもとく企画展を18日から福岡県北九州市で開催します。

こちらには江戸時代から昭和までに作られたおよそ30点の地図が展示されていて、別府の町がどのように発展したのかたどることができます。

◆ゼンリンミュージアム河野由美学芸員
「まずは交通網の発達、それから町が整備されて碁盤の目のようになっていく様子や観光施設が増えていく様子などが、地図を見ていくと、どんどん物が増えていくのでわかる」

この企画展は9月23日まで開催予定です

 

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