ラグビー・九州電力キューデンヴォルテクスが大分市で合宿
東九州龍谷高校は1899年創立と大分県内では最も歴史のある私立高校です。
2023年には相撲部の選手が世界大会で優勝。さらに、食物科の生徒が考えたおにぎりが商品化され、大手コンビニエンスストアで販売されるなど生徒たちは多方面で活躍しています。
そんな東九州龍谷でとりわけ活躍している部活動の1つがバレーボール部です。
名将・相原昇監督のもと現在、部員25人で日々練習に励んでいます。
過去には春の高校バレー全国大会で、前人未到の5連覇達成など数々の金字塔を打ち立ててきた名門です。「東龍」の愛称で全国のバレーボール界にその名を轟かせています。
◆梶山葵選手
(Q東龍バレー部の魅力は)
「しぶといレシーブと粘り強いディフェンス」
◆藤崎愛梨選手
「全員が盛り上がって最高なバレーができるところ」
その東龍の注目ポイント1つ目は「新戦力の加入」です。
毎年県の内外から、日本一を目指して新入生が加入しています。
今年も新たに仲間入りした1年生の中に戦力として期待される選手がいます。
中学時代に大分県選抜の主将として全国準優勝に貢献し、大会の最優秀選手にも輝いた忠願寺莉桜(りおん)選手。
そして、16歳以下の日本代表のアジア大会優勝メンバーで、ベストセッター賞も受賞した吉村はぐみ選手など、この世代を代表する逸材たちが加わりました。
◆忠願寺莉桜選手
Q東九州龍谷に来ようと思ったきっかけは
「今年はお姉ちゃん(忠願寺風來【かえら】主将)と一緒にプレーができる最後の年なので、一緒のコートに立ってプレーしたいと思ったから」
◆吉村はぐみ選手
Q東龍での目標は
「3年間を通して技術面や精神面を鍛えていきたい」
そして、もう1つ注目すべきポイントが今年の夏のインターハイ、バレーボール競技が大分で開催されること。
高校生アスリートの夢舞台であるインターハイ。
日本一を目指して、毎年夏に熱戦が展開される全国大会です。
今年は北部九州を舞台に開催され、バレーボール競技は大分県、それも東龍の地元・中津市が会場となっています。
◆忠願寺風來主将
「東龍でバレーができる最後の年に地元でインターハイがあるので、まずはこれまで支えてくれた家族や、先生方に恩返しをするという意味でも良いプレーや良い姿を見せて頑張りたい」
期待の新戦力を迎え、この春、新たなスタートを切った東九州龍谷高校バレーボール部。夏のインターハイで躍動する準備は整いました。