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大分県大分市の水族館「うみたまご」で、初めてとなるセイウチの赤ちゃんが誕生し、23日から一般公開が始まりました。
死産を乗り越え、生まれた待望の赤ちゃんです。大分市のうみたまごの人気者セイウチの泉(いずみ)。
こちらは4月15日の映像です。苦しそうに横になる泉。
次の瞬間(赤ちゃん誕生の様子)
◆飼育員
「おおーー」
本格的な陣痛が始まってから約7時間後、うみたまごでは初となるセイウチの赤ちゃんが誕生しました。
◆うみたまご飼育部獣類グループ・澤田達雄サブリーダー
「元気に生まれてきてくれて本当によかった。(赤ちゃんが)鳴いた瞬間もうみんなで号泣だった」
生まれたメスの赤ちゃんの体長は約120センチ、体重は55キロ以上。
セイウチの赤ちゃんの平均的な体重は40キロ前後ということで、元気で大きな赤ちゃんの誕生となりました。
母親の泉は、2020年に一度死産を経験していて、辛い経験を乗り越え待望の赤ちゃんです。
◆来館者
「実感が湧かないというか、ずっと 話は聞いていたので無事に生ま れてきてくれてよかった」
◆うみたまご飼育部獣類グループ・澤田達雄サブリーダー
「いろんな人たちの思いを背負って生まれてきた。でも気にせず元気にのびのびと大きくなってほしい」
生まれたセイウチの赤ちゃんは、名前はまだ決まっていませんが、一般公開は23日から始まっています。