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大分県大分市の大分舞鶴高校で生徒に貸与されているタブレット端末から他の生徒の成績が見られる状態になっていたことが分かりました。
大分舞鶴高校では2023年12月から校内テストの自動採点システムにより、生徒が貸与されているタブレット端末で自身の成績を確認できる仕組みを試験的に導入しています。
高校や県教委によりますと、4月5日、生徒3人から他の生徒の成績が表示されると高校に連絡がありました。システムの管理コードには出席番号などを使用していて、新学年の生徒が確認しようとすると、昨年度、同じ番号だった生徒のものが表示されるようになっていたということです。
高校がマニュアル通りの設定をしていなかったことが原因で、高校では成績を知られた生徒や卒業生あわせて3人に謝罪したということです。この仕組みは県教委が今年度、県内の全ての県立高校などで導入予定で、8日付で全校に対し、注意喚起の通知を出しています。