ダイハツ九州 生産再開を前に出荷作業の一部を再開 市民からも安堵の声 

2024年02月19日 11:50更新

不正問題を受けて生産が止まっている中津市のダイハツ九州が19日、出荷作業の一部を再開しました。

ダイハツ工業の不正問題を巡って、国は去年12月、全車種の出荷停止を指示し、子会社であるダイハツ九州の生産も止まっていました。

ダイハツ九州では2月26日に生産を再開する予定ですが、19日からひと足早く10車種の出荷作業を一部再開しました。

工場では19日朝、従業員が出勤する姿が見られ、市民からは安堵の声も聞かれました。

◆市民

「知り合いや家族にダイハツで勤めている人がいて、働けるというので安心」
「ダイハツが動けば中津港も活発になるし、いい作用になるのではないか」

ダイハツ九州によりますと、大分工場では約4000人が勤務しています。

生産停止を受けて従業員は現在、昼勤務のみとなっていますが、2月26日からは夜勤務も再開し通常通りの体制に戻るということです。

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