国民スポーツ大会 フェンシング成年男子が三連覇達成 大分
全国大会に出場するチームを紹介する「頑張れ県勢」。
今回は、春の高校バレー女子の東九州龍谷と男子の大分南です。
大分県大会で24年連続39回目の優勝を果たし、全国の舞台へと挑む東九州龍谷。
過去には春の高校バレーで5連覇を果たすなど、数々の金字塔を打ち立ててきた名門ですが今シーズンは、インターハイ、国体ともに2回戦敗退…。
3年生にとっては高校生活最後の舞台となる春高でリベンジを誓っています。
――3年・高橋葵選手
「しっかり全員バレーで少しでもこのメンバーで長くゲームができるように頑張りたい」
ーー3年・真田和佳選手
「私がセッターとして正確なトス回しをして、小さい選手でも輝けるようなトスを持っていきたい」
特に闘志を燃やしているのが3年の岡部詩音選手。
実は、姉の紗弥さんが2020年の春高で東龍が日本一に輝いた時の優勝メンバー。
それ以来4年ぶりとなる頂点を目指して。エースとして、キャプテンとしてチームの復活を託されました。
――3年・岡部詩音キャプテン
「全員悔いはないよねという形で終われるように、そこで結果がついてくると思っているので1番に楽しんだもん勝ちで頑張りたい」
一方、男子の大分南は3年ぶりの春高出場です。
この日は、柿原監督の大学時代の同級生で日体大バレー部の名将・山本監督も訪れ、大舞台を控える選手たちに細かくアドバイスを送っていました。
――山本健之監督
「黙ってサーブ打つけど、どこを狙ってどういうことをどういうふうに崩して、どういうふうに自分たちで点数取るの?」
そんな大分南の注目は3年生のエース2人、前畠怜和選手とキャプテンの嵯峨慎人選手。
2人とも小学校や中学校時代は別々のチームでこの世代を引っ張る存在として活躍していましたが…
「一緒に全国を目指そう」と大きな夢をかなえるため大分南に進学しました。
ーー3年・前畠怜和選手
「しっかりチームを支えてくれるので、とても尊敬できるし良いライバル」
ーー3年・嵯峨慎人キャプテン
「チームとして全国ベスト8を掲げているので、それは達成してこの大分の地に戻ってきたい」
ライバルであり、親友の2人のエースが大分南をけん引し、憧れの春高の舞台で全国ベスト8を目指します。
春の高校バレーは来年1月4日に東京体育館で開幕します。
県勢の活躍に期待しましょう。