政治資金パーティーめぐる問題 安倍派に所属する県関係の国会議員4人がコメント 

2023年12月20日 19:20更新

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐり、19日、東京地検特捜部が政治資金規正法違反の疑いで安倍派などの派閥事務所の捜索をしたことを受けてTOSでは安倍派に所属する県関係の国会議員に取材しました。


 

安倍派の最高顧問を務める衛藤征士郎衆議院議員は「政治の信頼を損ねることとなり、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
その上で、「重大に受け止め、真摯に対応し、解決に向けて協力してまいります」とコメントしました。


 

かつては二階派で、現在は安倍派に所属する衛藤晟一参議院議員は「党所属議員として厳粛に受け止めています。国民の政治不信を解消するため努力をしてまいります」とコメントしています。


 

安倍派所属で弁護士でもある古庄玄知参議院議員は「検察が疑いがあると判断し、裁判所が令状を出したのだから派閥事務所が家宅捜索を受けたことは仕方がない。自分はキックバックも受けていないし、任意の聴取も受けていない。捜査を粛々と見守りたい」と話しました。


 

ことし4月に当選したばかりでパーティー券の販売はしていないという白坂亜紀参議院議員は、派閥の会議での同僚議員の発言を振り返り、「ノルマがあることは薄々感じていました」と明かしました。
一方で、「政治にはお金が必要。現在は公設秘書3人は認められていますが新人の私でさえ、最低6人は必要で必要な秘書や事務所の費用は国費でまかない、会計はオープンにするなどこれを機に政治にかかるお金の在り方を議論し、法改正する時が来ている」などと指摘しています。

 

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