高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
佐藤大分県知事の後援会が提出していた政治資金収支報告書について7年間に渡って記載漏れがあったことが分かりました。
現在は訂正しています。
◆佐藤知事
「後援会の方の記載に漏れがあったというのはよくなかったかなというふうに思う」
収支報告書の記載漏れがあったのは知事本人が代表を務める資金管理団体・佐藤樹一郎後援会です。
県の選挙管理委員会によりますと、後援会はことし10月、公開対象となっているあわせて3年分の政治資金収支報告書について、借入金800万円を追加する訂正を行いました。
後援会によりますと、この借入金は佐藤知事が大分市長に初当選した2015年に知事が活動資金として貸していたものだということです。
法律上は報告書に記載する必要がありますが2015年からおととしまでの7年分について、記載していませんでした。
7日、佐藤知事はことし4月に就任した後援会の新しい事務局長が指摘して、そこで初めてこの記載漏れに気が付いたと説明しました。
◆佐藤知事
「ただやはり何事につけても正確にきちっとしておくことが重要だと思います」
一方、後援会は「今後、記載漏れが無いように経理を徹底したい」などと話しています。
こうした中、大分3区選出の岩屋毅衆議院議員の資金管理団体でも収支報告書への記載漏れが明らかになりました。
派閥からの寄付金あわせて500万円を記載していなかったということです。
岩屋議員が所属する麻生派「志公会」の収支報告書によりますと、去年はあわせて300万円、おととしはあわせて514万円を岩屋議員の資金管理団体「新時代政経研究会」に寄付金として支出していました。
その一方、岩屋氏の団体側の収支報告書では派閥からの寄付金は去年はあわせて100万円、おととしはあわせて214万円となっていて、団体側の収入は派閥側の支出よりも500万円少なくなっていました。
これについて、岩屋議員の事務所は「事務的なミスの記載漏れ」だったとしています。
また、「寄付はパーティー券の売り上げとは関係ない。速やかに報告書を訂正したい」と話しています。