「旅割」電子クーポン不正利用 県が新たに9軒・総額約645万円の不正利用を発表 大分

2023年12月07日 18:40更新

県の観光支援事業「新しいおおいた旅割」で電子クーポンの不正利用があった問題について。

県は、7日新たに9軒の宿泊施設があわせて約640万円の不正利用に関与してしていたと明らかにしました。

これで不正はあわせて15施設で、2500万円あまりに上ります。

◆大分県 渡辺修武 観光局長

「仕組みとチェック体制に甘さがあったということは否めない」

「旅割」の電子クーポンが不正利用されていたこの問題。

県は7日新たに大分市の宿泊施設3軒と別府市の4軒、それに佐伯市と日出町のそれぞれ1軒の合わせて9軒で総額約645万円が不正に利用されていたと発表しました。

これらの施設では対象ではない施設の経営者や従業員がクーポンをチャージするなどの不正をしていたということです。

9軒はいずれも全額を返還しています。

これまでの発表分と合わせると不正利用は県内の宿泊施設15軒で累計2500万円あまりに上るということです。

このうち、別府市の2軒が関与した約1130万円が返還されておらず、県は「引き続き、回収に努める」と話しています。

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