高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
2016年に大分県大分市の製錬所構内で男性が亡くなった事故をめぐり、11月30日、大分地裁は勤務先の当時の上司などに対し、遺族側に約5000万円を支払うよう命じました。
訴えなどによりますと、この事故は2016年8月、大分市佐賀関にある当時のパンパシフィック・カッパー佐賀関製錬所の構内で起きました。
関連会社に勤める男性作業員がバキューム車のタンクのふたに頭を挟まれ亡くなりました。
この事故を巡り、男性の遺族が勤務先の会社や当時の上司などを相手取り約7000万円の損害賠償を求めていました。
大分地裁で開かれた30日の判決言い渡しで、武智舞子裁判長は安全衛生の統括管理者であった当時の課長に対し「事故を防ぐための作業書作成の義務などを怠った過失がある」などと認めました。
そのうえで当時の課長と会社に対し遺族側に約5000万円を支払うよう命じました。