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県内では10年ぶりに警報が発令されている「プール熱」。
22日、最新の感染状況が発表され感染者数は4週連続で増えています。
一方、インフルエンザの患者数は西部や大分市で警報レベルとなっています。
咽頭結膜熱、いわゆるプール熱は、主に5歳以下の子どもがかかるウイルス性の感染症で発熱や結膜炎などの症状が出ます。
県によりますと、11月19日までの1週間に県内36の定点医療機関から125人の感染が報告されました。
1医療機関あたりの患者数は3.47人で4週連続で増加していて、依然として警報が出されています。
また、インフルエンザについては1医療機関あたり25.38人の感染が確認されました。
こちらは注意報が継続されています。
保健所別でみると、西部と大分市が警報レベルで特に西部は53.2人と最も多く、2週間前と比べると2倍以上になっています。
県教委によりますと、インフルエンザの影響で22日、日田市の小学校1校と国東市の中学校1校が学校閉鎖に。公立の小中学校と高校あわせて31校が学年閉鎖や学級閉鎖となっています。こうした措置をとった学校の数は1週間前と比べて倍増しています。
県はいずれの感染症についても、換気や手洗いなどの徹底を呼びかけています。