九重町で新たな「地熱発電所」建設へ 地熱資源調査のための掘削工事現場を報道関係者に公開
大分と熊本を結ぶ中九州横断道路、台湾の半導体企業が熊本に進出したこともあり今後に期待が高まっています。
その経済効果などを議論するシンポジウムが17日、大分市で開かれました。
◆半導体関連企業
「ここ(中九州横断道路)が全て繋がると1時間くらいでこのルートを行き来できる。今後の経済効果は大きいと言われている」
大分市で開かれたシンポジウム。
中九州横断道路の全線開通に向けて機運を高めようと「産業と物流」をテーマにパネルディスカッションが行われました。
中九州横断道路は犬飼から竹田の約25キロの区間が開通しています。
現在、国は犬飼と大分宮河内インター付近を繋ぐ形での調査を進めていて全線が開通すれば大分市と熊本市の間の所要時間は2時間34分となり、いまよりも1時間30分短縮されます。
熊本には、台湾の半導体企業TSMCなどが進出していてシンポジウムでは「熊本方面からの物流が活発になり事業拡大のチャンスが増える」など期待の声が聞かれました。