1年ぶり10億超え 大分県内の倒産負債総額 年末にかけ倒産件数増の懸念 大分

2023年11月17日 11:50更新

大分県内の10月の倒産件数は6件で、負債総額が1年ぶりに10億円を上回りました。

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、県内の10月の倒産件数は前の月に比べて3件少ない6件で、負債総額は10億8700万円でした。

負債総額が10億円を上回ったのは去年10月以来、1年ぶりです。

負債額が最も多かったのは臼杵市の農産物生産会社「ネクストファーム」で、4億6200万円でした。

旧野津高校の跡地を活用する市の事業に選定されましたが、経営の悪化でわずか半年で事業は停止しました。

今後の見通しについて、帝国データバンクは「あらゆるコスト増が経営の難易度を高めていて、年末にかけて倒産件数が増加する懸念がある」としています。

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