憧れの全国に行くのは!? 全国高校サッカー県大会の決勝戦に臨む柳ヶ浦高校と大分高校

2023年11月16日 18:40更新

全国高校サッカー選手権県大会の決勝戦が、11月19日の日曜日に行われます。
勝ち上がったのは柳ヶ浦高校と大分高校!
憧れの全国の舞台を目指す両チームを取材しました。


18年ぶり2度目の優勝を目指す柳ヶ浦高校。
同じ顔触れだった4年前の決勝戦は4対0で破れ、涙を飲みました。

◆有門寿監督
「日ごろをどれだけ出せるかが大切になってくると思うので、1日1日の準備をしっかりやって当日を迎えたい」

注目は2年生の八尋馳選手。
今大会は4試合で8得点を挙げているチームの得点王です。
チーム一の俊足で、準決勝では一瞬の抜け出しからゴールを奪いました。

◆八尋馳選手
「裏にボールがくれば負けない。それで得点までいけると思う。自分が必ず点を取ってチームを勝たせたい」

沖縄や佐賀、愛媛など全国各地から集まった個性豊かなメンバーをまとめてきたのが、キャプテンの橋本琉唯選手。
プレーで引っ張るタイプで、準決勝では延長戦後半に決勝点を挙げました。
有門監督も「なくてはならない存在」と高く評価します。

◆橋本琉唯主将
「全員守備、全員攻撃というのがことしのチームのいいところ。圧倒して勝って全国大会に行けるよう頑張る」

◆柳ヶ浦高校サッカー部
「優勝するぞ!おー!」


 

対するは、パスサッカーが持ち味の大分高校です。
大会最多12回の優勝を誇る名門ですが、ことしは2月の新人戦と6月の県総体で優勝を逃してしまいます。
悔しさをバネに、今大会では僅差の試合を競り勝ってきました。

◆小野正和監督
「(決勝は)粘り強く守って少ないチャンスをものにして勝利したい」

エースナンバーを背負い、準決勝で決勝ゴールを決めた森崎翔愛選手に得点の期待がかかります。

◆森崎翔愛選手
「自分のプレーで(強みは)裏パスとか予想外のプレーなので、相手の裏をとってどんどん点を取れたら」

チームの中心は、キャプテンでフォワードの中村勇太選手です。
当たり負けしないフィジカルを武器に、守備面でも積極的にチームを助けます。
体の強さの秘密は“食事”。体作りのため油が多い食事を控えていて、下宿先のメニューが揚げ物の日は鶏の胸肉を使って自炊しています。

◆中村勇太主将
「得意料理はタンドリーチキン」
「(決勝は)自分たちの持ち味のパスサッカーで、相手より数的優位を作って攻めていけたら」

◆大分高校サッカー部
「選手権優勝するぞ!おう!」


全国高校サッカー選手権 大分県大会の決勝は11月19日(日)の午後0時5分キックオフです。
TOSでは試合の模様を生中継でお伝えします。

 

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