利根建設が挑む「新4K」で描く未来の働き方
登山者が増える秋の紅葉シーズンを前に、由布岳では警察などによる山での遭難者の救助訓練が行われています。
この訓練は山岳救助に必要な技術の向上と連携強化を目的として実施されたもので、県山岳遭難対策協議会の捜索救助隊や県警の機動隊など約70人が参加しました。
開始式では県警地域課の河野直也課長が「コロナ禍が明け登山者も増えることが予想される。技術の向上を図ることが必要だ」などとあいさつしました。
訓練は登山者が崖から転落して身動きがとれなくなった想定で行われました。
救助隊は無線を使って登山者のGPS情報などを頼りに救助活動を行っていました。
県警によりますと県内では、ことし9月末時点で山岳遭難事故が30件発生していて1人が行方不明となっています。
県警では「さらなるレベルアップを図り有事に対応できるように備えたい」と話していました。