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南海トラフ巨大地震などの災害に備え、幼い子供たちが逃げ遅れることがないよう佐伯市の高校生や園児などが合同で避難訓練を行いました。
「地震です。地震です」
地震発生のアナウンスに身を守る子どもたち。
去年1月、佐伯市などで震度5強を観測した地震をきっかけに地域の防災意識を高めようと市内のみなとこども園や日本文理大学附属高校、地元の企業などが合同で避難訓練を行っています。
訓練は、地震により津波警報が発表された想定で園児たちは園から800メートルほど離れた高台の公園に避難しました。
高校は高台に近い場所にあり、避難してきた園児と合流した高校生は手をしっかりつないで避難していました。
◆園児
「がんばって山まで行くのをがんばった」
◆高校生
「ここは海が近いこともあり危ないと思うからみんながもっと気を引き締めて(訓練を)しないといけないと思った」
みなとこども園では南海トラフ巨大地震が起きた場合46分後に約7メートルの津波が想定されています。
園では「子どもたちの命を守るため迅速に避難できるよう今後も地域と連携を深めていきたい」としています。