利根建設が挑む「新4K」で描く未来の働き方
11日に行われた将棋の「王座戦」で勝利し見事、史上初となる8大タイトル独占を成し遂げた藤井聡太八冠。
前人未到の活躍ぶりに大分県内での反応を取材しました。
11日、京都で行われた将棋の「王座戦」第4局。
永瀬拓矢王座に挑んだ藤井聡太七冠は押し込まれる場面はあったものの開始から約12時間後、大熱戦を制しました。
わずか21歳で前人未到の八冠達成です。
ーー藤井聡太八冠
「まだまだ伸びしろ、改善の余地は多いかなと思っているが、どうすれば実力を高めていけるのか考えていきたい」
藤井八冠の偉業に県内でもお祝いの声が聞かれました。
ーー街の人
「あの若さでこんなに簡単にできちゃうとはすごいですね」
「常に『最年少何とか』と付くから、わからない人が見ても偉業なんだろうなと感じる」
将棋盤や駒を扱う大分市内の文房具店です。
初心者向けのものや盤と駒がセットになっているタイプなど将棋関連の商品の種類は増えているといいます。
ただ、最近はオンラインゲームなどの普及で売り上げが伸び悩んでいたそうで、今回の藤井八冠の活躍が起爆剤になればと考えています。
ーー岩尾文具 三ツ股由衣さん
「年配の方がお孫さんと一緒に遊ぶとかで買いに来る。藤井聡太さんが8冠を取ったことで話題に上がってもらえていいと思うので将棋盤が売れるといい」
一方、藤井八冠と同世代の将棋愛好家が集う大分大学の将棋部です。
ーーTOS児玉直輝記者
「皆さん真剣な表情で将棋を指していますね。パチパチという駒音が部屋に鳴り響いています」
部員は現在20人で週に4回、昼休みや授業の後に集まって参考書やAI分析も活用しながら研鑽を積んでいます。
八冠がかかった11日の王座戦は、それぞれインターネットの配信で観戦したそうで、一夜明けた12日も興奮が冷めない様子でした。
ーー部員
「本当に最高レベルの戦いを見たなという感じがする」
「序盤悪くても終盤で盛り返すという藤井さんの力はトップ棋士の中でも抜きん出ている思う」
「(永瀬前王座は)藤井さんの圧力みたいなものがあってミスをしてしまった部分もあるのかなと思う」
“異次元”の強さで偉業を達成した藤井八冠。
今後も、その活躍に県内の期待も高まっています。