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◆TOS柴田真里キャスター
「インフルエンザの感染が急拡大する中、全国的に薬不足が問題となっていて大分市の薬局でも対応に追われています」
大分市の輔仁薬局では、大分こども病院の患者を中心に毎日200人近くに調剤を行っています。
こちらでも医薬品メーカーの不祥事による業務停止命令などの影響で2年ほど前から薬の供給が不安定になっていましたが、今、インフルエンザなどの患者の急増でさらに品不足に拍車がかかっているといいます。
◆薬剤師
「例えばメジコン(咳止め薬)であれば昨年は1か月に8000錠くらい処方していたが、今月は400錠くらいしか入らず困っている状況」
11日も咳止めの薬があるはずの棚はほぼ空の状態に。
熱さましなども手に入りにくくなっているといいます。
◆患者の保護者は…
「仕方ないと思うが1番無いのが困る。病気の時に親としても不安」
薬局では在庫状況を病院とこまめに共有し、品薄の薬の代わりとなるものを患者に処方するなどの対応を行っているということです。
それでも薬局では、さらに感染が拡大して必要な人に薬を提供できなくなる状況とならないか不安視しています。
◆輔仁薬局 副守尋社長
「うつらない、うつさないことを心がけてこの冬を乗り切ってほしい」
まだしばらく続きそうな薬不足。
状況の悪化を避けるためにも一人ひとりの感染対策の徹底が重要となりそうです。
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