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年内の解散総選挙も取り沙汰される中、衆院選大分2区で新たに広瀬前知事の次男が出馬の意向を固めました。
にわかに熱を帯びてきた衆院選。
大分県内の選挙区の状況を取材しました。
◆大分2区に出馬の意向を固めた広瀬建氏
「政治に対する志みたいなもの、なぜ興味を持ち始めたのか。危機意識みたいなものを披露し、それと皆さんの思いが同じになるかどうかを確かめさせてほしい」
関係者の前で政治への思いを語るのは、次の衆院選大分2区で出馬の意向を固めた会社員の広瀬建氏49歳です。
広瀬氏は、広瀬勝貞前知事の次男で東京都出身で上智大学法学部を卒業。
広瀬前知事の支援者などを中心に、ことしの夏には擁立に向けて調整が本格的に進められていました。
広瀬氏はTOSなどの取材に対し、次のように話していました。
◆大分2区に出馬の意向を固めた広瀬建氏
「前知事が20年間やってきたその流れ、そういう政治思想、政治信条みたいなものをもちろん大事にしながら、何か大分県のために日本のためにという思い」
関係者によりますと、広瀬氏は10月中にも正式に出馬表明する予定だということです。
一方、大分2区の自民党・現職衛藤征士郎議員は5日、解散総選挙に向けて大分市内で党所属議員と会合を開きました。
衛藤氏はすでに100近い支持団体・企業から推薦をもらっているということです。
◆自民党 衛藤征士郎議員
「私は次の解散選挙に備えまして、まさに常在戦場、泰然自若として取り組んでおります。次の選挙しっかり頑張っていこうと思う」
5日朝、佐伯市内で街頭に立っていたのは同じく大分2区からの出馬を予定している立憲民主党現職・吉川元議員。
通常国会が終わった6月以降、毎週2回、選挙区内で朝の街頭活動を続けています。
◆立憲民主党 吉川元議員
「(広瀬氏は)新人ということだが、前知事の子供ということで大変知名度もある。ある意味でこれまでの選挙の中でも最も厳しい戦いになる。次こそは小選挙区で勝って国会に戻らなければいけないそれが使命だ」
このほか、次の衆院選大分1区には無所属・現職の吉良州司議員と自民党の元県議会議員衛藤博昭氏。
そして、参政党の野中しんすけ氏が出馬を予定しています。
また、大分3区には自民党・現職の岩屋毅議員と参政党の矢竹ゆかり氏が出馬を予定しています。
立憲民主党県連は大分3区に公認候補者を一度内定しましたが、その後取り消していて、現在、選考委員会を立ち上げ新たな候補者の擁立に向けて調整を進めています。
また、日本共産党県委員会は1区、2区、3区それぞれに候補者の擁立を検討しているということです。
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