ラグビー・九州電力キューデンヴォルテクスが大分市で合宿
日本プロ野球界で数々の記録を打ち立て今年、古里・大分でプレーした内川聖一選手。
24日、多くのファンや家族が見守る前で23年間のユニホーム生活に別れを告げました。
――内川聖一選手
「きょう終わるというのはすごく寂しい気持ちと同時にホッとしているのも正直なところ」
現役最後の舞台、臼杵市の球場には多くのファンが詰めかけ多くの花が飾られました。
――伊東哲矢・私設応援団長
「いよいよこの日が来たという寂しさがある」
――竹岡厚史・典子夫妻(福岡在住 20年来のファン)
「たくさんの感動と思い出をありがとうと感謝の言葉を伝えたい」
現役生活最後の1年を、故郷でプレーした内川選手。
その姿は、後輩たちに大きな影響を与えました。
――川上理偉主将(大分Bーリングス)
「いろいろ質問もできたし、内川さんからアドバイスをもらうことも結構できた」
――山下和彦監督(大分Bーリングス)
「若い選手にとっても大きな財産になったのではないかと思う」
最後の試合、内川選手は天才的と謳われたバットコントロールでヒットを記録し詰めかけたファンを湧かせました。
――内川聖一選手
「父の存在というのは僕の中で非常に大きくて、こんな素晴らしい野球に出合わせてくれてありがとう」
内川選手、野球の原点は父・一寛さんの存在。
大分工業高校時代には、監督として指導を受けました。
――父・内川一寛さん
「正直言うと寂しいという思いとホッとしたなっていう半々の気持ち。本当に、ご苦労さんという言葉をかけたいと思う」
父・一寛さんが大きな存在だった内川選手。
4人のお子さんにとって、父・聖一さんは、大きな存在となっているはずです。
――内川聖一選手
「長男は今のところ野球をやりたいと言ってくれているのでいつかユニホームを着て思いっきり野球をやってくれるのを楽しみにしている」