高崎山でサルの個体数調査始まる 適正管理が目的 大分
8月に佐賀県で家畜伝染病の「豚熱」が確認されたことを受けて、県内でも19日からブタなど約15万匹へのワクチン接種が始まりました。
佐賀県で8月に家畜伝染病「豚熱」に感染したブタが確認され、国は大分県など九州7県をワクチン接種の推奨地域に指定しました。
◆TOS児玉直輝記者
「豊後大野市にある家畜保健衛生所に来ています。こちらの冷蔵庫ではこれから配布される予定の豚熱ワクチンが保存されています」
県内では19日からブタやイノシシへのワクチン接種が始まりました。
ワクチンは県内4か所の家畜保健衛生所で19日朝から受け渡しが行われ、早速、養豚農家が受け取りに訪れていました。
◆養豚農家・工藤厚憲さん
「我々の財産であるブタが感染すると処分しないといけない。我々生産者は生活の糧がなくなるので。早く接種をして感染を防ぐ」
県内では45の農場などの約15万匹が対象となっていて、研修を受けた養豚農家などが接種を行います。
県は9月中に初回のワクチン接種を完了させたい方針です。
なお、県によりますと豚熱は人に感染することはなく仮に豚熱にかかったブタの肉などを食べても人体に影響はないということです。