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家庭の事情で家族の介護や家事を日常的に行う子供「ヤングケアラー」。
子供たちの支援に繋げようと、大分県別府市は12日から小中学生を対象にした学習会を始めました。
初回のきょうは南立石小学校で行われ小学4年生以上が参加しました。
学習会では市の職員が、ヤングケアラーとは友達と遊ぶ時間がないほど家族の介護や家事に追われる子供のことなどと説明しました。
そのあと教室では表面化しづらいヤングケアラーの支援に繋げるため市による独自のアンケートが行われました。
アンケートでは家での悩みや困っていることなどを調査したということです。
市では今年度中に市内すべての小中学校で学習会とアンケートを実施する予定です。
◆別府市こども家庭課 内田千乃課長
「一番の目的は子どもの声を拾い上げること、ヤングケアラーを見つけること。ヤングケアラーだけでなくて子どもの学校、家庭での抱えている困りごとを発見できればと思っている」
ヤングケアラーについては県が2年前に調査を行っていて県内には約1000人いると推計されています。
県ではヤングケアラー専用 電話相談窓口 097-546-1451で24時間相談を受け付けています。
またSNSからも相談することもできるので家族の世話をすることで、自分の時間がとれないなど困っていたら連絡して欲しいということです。