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最新のレギュラーガソリンの平均販売価格が30日、発表されました。
大分県内は1リットル当たり189.2円で、過去最高だった190円まで迫っています。
石油情報センターによりますと28日時点の県内のレギュラーガソリンの平均販売価格は1リットルあたり189.2円でした。
前の週よりも0.6円高く9週連続の値上がりです。
189円台となるのは実に15年ぶりで、2008年8月に記録した過去最高となる190円に迫る勢いとなっています。
こちらのガソリンスタンドでは30日の時点で販売価格が190円を超えていて、ドライバーからも驚きの声が聞かれました。
◆ドライバー
「痛い。この前まで160円台だったのにきょう190円台でびっくりしました」
「高いですね毎週値上がり。つらいですね」
一方、九州内で食料品などを輸送している大分市内の運送業者では…
給油の施設を持っているため市場価格よりは安く仕入れることができているといいますが…
◆野津運送 薬真寺朗彦代表
「1月と8月を比較した場合に私たちの場合でも(月間の燃料費で)60万円程度値上がりしている」
こうした値上がり分を運送料に価格転嫁できているかについては、一部の荷主は理解を示してくれるものの値上げとなるとなかなか対応をしてもらえていないのが現状だと話します。
◆野津運送 薬真寺朗彦代表
「我々が価格交渉を積極的にして、それはお客も理解して対応してもらうというのが一番大事なことだと思っている」
記録的な値上がりが続く要因について石油情報センターは「国からの補助金の削減に加え円安により輸入価格が上がっているため」と分析しています。
こうした中、岸田総理は9月末までとなっている国の補助金について新たな制度を設けることを先ほど表明しました。
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