日米共同訓練10月に日出生台などで実施 1年に2回は初 オスプレイも使用予定

2023年08月29日 18:40更新

沖縄駐留アメリカ海兵隊と陸上自衛隊による共同訓練が今年10月に日出生台演習場などで行われることが発表されました。
日米共同訓練はことし2月にも日出生台であり、1年に2回行われるのは初めてです。

今回の訓練は離島の防衛を想定したもので、沖縄駐留アメリカ海兵隊と陸上自衛隊の共同訓練としては国内最大規模となります。

自衛隊によりますと、大分県内では日出生台演習場と十文字原演習場で10月14日から31日までの間に行われます。
日米合わせ延べ2420人が参加し、実弾射撃訓練が行われるほかオスプレイも使用される予定です。

日米共同訓練は今年2月にも日出生台であり、1年に2回行われるのは初めてです。

県は「訓練は国がやることで年2回となったことについて特にコメントはない。ただ、航空機の騒音の軽減や午後8時以降の砲撃の自粛などを要請したい」としています。

一方で、アメリカ軍の訓練の抗議活動を続けている『ローカルネット大分・日出生台』の浦田龍次事務局長は「日出生台の演習場としての機能強化が進んでいる印象がある。県民の安心安全を守るため日米共同訓練について県は明確に反対の意思を示してほしい」と話しています。

 

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