谷川俊太郎さん各地で追悼 大分県内でも園歌や校歌を手掛ける「大事に歌い続けて次の世代に繋げていく」
14日午前、大分空港で訓練中の小型飛行機が胴体着陸したため約3時間に渡って滑走路が閉鎖されました。
お盆のUターンラッシュの中、欠航や遅延が相次いでいます。
◆TOS白井信幸記者
「大分空港です。現在時刻は11時。滑走路には飛行機がとまっています。周りには関係者とみられる人たちが機体の様子を確認している姿も確認できます」
14日午前10時30分ごろ、小型飛行機が大分空港の滑走路に胴体着陸しました。
この飛行機は操縦士の養成を行う本田航空の機体で、着陸後すぐに飛び上がる「タッチアンドゴー」という飛行訓練を行っていましたが、3度目の着陸をしようとした際車輪が出なくなったということです。
機体は、幅およそ12m、長さおよそ9mで重さは1.7トンほどあります。
本田航空によりますと当時、教官1人と訓練生2人のあわせて3人が乗っていて訓練生が操縦していたということです。
3人にけがはありません。
お盆のUターンラッシュで混雑する中、滑走路が閉鎖に。
本州に近づく台風の影響を避けて早めに帰ろうとする利用者もいましたが、影響が広がりました。
◆乗客
「このまま帰れるか新幹線で帰るか、ちょっと今考えているところ」
◆大阪に帰る女性
「これ以上遅れると(台風の影響で)もう飛べないので、できれば動いてほしいという一心」
その後、機体の撤去が行われ閉鎖から約3時間後の午後1時半ごろに滑走路の閉鎖が解除されました。
この影響で大分空港では10便が欠航となったほか、5便が最大5時間遅れとなるなど欠航や遅延が相次ぎました。
国はこの事案を重大インシデントに認定。
運輸安全委員会が事故調査官2人を大分に派遣していて、今後機体を調べることにしています。
大分空港では、台風の影響で15日も大分と大阪を結ぶ便が全て欠航。
名古屋便も一部の欠航が決まっています。
お盆のUターンラッシュが続く中、大分空港のダイヤは2日間に渡って大きく乱れそうです。