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12日から大分県内のタクシー運賃が改定され、初乗り運賃は50円アップの550円となりました。
約3年5か月ぶりとなる値上げの背景にあるのは“人手不足”です。
◆県タクシー協会 山口巧会長
「公共交通事業として存続するためには今回の改定は避けては通れない」
県タクシー協会に加盟する71社のうちのほとんどで12日から初乗り料金が、上限500円から550円に改定されました。
また、距離に応じた料金も変わり181メートルごとに50円だったのが160メートルごとに加算されるようになります。
値上げは約3年5か月ぶりで、その理由として燃料費の高騰に加え“人手不足”が大きいといいます。
コロナ禍で利用客が減ったことや高齢化の影響で、県内ではドライバーの数が2割ほど減ったそうです。
◆県タクシー協会 山口巧会長
「乗務員不足を解消するためには、やはり一定以上の待遇改善が欠かせないので、その原資に使わせてもらいたい」
県タクシー協会は「できるだけ早くコロナ禍前の稼働状況に戻し客に十分対応できるようにしていきたい」としています。
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