【気象予報士解説】4日間で7月1か月分の雨量も ピーク過ぎるも土砂災害に厳重な警戒を 

2023年07月10日 18:40更新

今後、警戒すべき点について大波多気象予報士が解説します。

今回は線状降水帯がかかった大分県の北部、西部で集中的に大雨となりました。

特に雨量が多かった中津市耶馬溪では先週金曜日からの総雨量が429.5ミリと、わずか4日で平年の7月1か月分の雨量を上回りました。

大雨のピークは過ぎたとみられますが、今後もまだ警戒が必要です。

午後6時現在の土砂災害の危険度です。

大雨が降った北部や西部の一部では危険な状況を示す紫色の表示となっています。

土砂災害は雨がやんで時間がたってから起こることもあります。

引き続き厳重な警戒をしてください。

また、今後の雨雲の予想を見ていくと11日にかけても県内ではところどころで雨となりそうです。

11日の日中は晴れ間もありそうですが局地的に雨雲が発生し雷を伴って雨が強まる恐れもあります。

県の北部、西部ではかなり地盤が緩んでいますので少しの雨でも警戒をしてください。

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