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脳梗塞の原因の1つとなる心房細動の早期発見のため、大分大学などが連携して自治体の健康診断に専用の検査を取り入れることが31日発表されました。
これは大分大学と化学メーカーのJSRなどが31日に会見を開いて発表しました。
脳梗塞の原因となる心房細動は不整脈の1種で、早期に発見することで脳梗塞の発症を予防できます。
しかし、心房細動は初期段階は無症状だったり一時的であることが多いため、従来のおよそ20秒の心電図の検査では潜在的な患者を見落としてしまうのが課題となっています。
そこで、大分大学とJSRなどでは連携して、臼杵市と杵築市が行う健康診断の時に早期発見に向けた検査を実施することにしました。
検査では肌に貼ることができる、ばんそうこうサイズの心電計を使用し7日間連続で心電図を記録することで心房細動の患者の発見に繋げるということです。
検査の対象は65歳以上の心房細動のリスクが高い人で、今年度末までに臼杵市と杵築市で600人実施することにしています。
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