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福岡管区気象台は29日、九州北部地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
県内では早速、30日、激しい雨が降る恐れがあり注意が必要です。
29日、梅雨入りが発表された九州北部地方。
平年よりも6日、去年よりも13日早い梅雨入りです。
◆TOS牧野夏佳記者
「九州北部地方の梅雨入りが発表されました。しかし、きょうの大分市内、強い日差しが照り付け、日なたにいるとじんわりと汗ばんできます」
県内の29日の最高気温は豊後大野市犬飼で32.2℃、日田で31.7℃など半数以上の地点で7月上旬から中旬並みの暑さとなりました。
また、湿度も高く蒸し暑さを感じる1日となりました。
◆男性
「もう暑くて長ズボンからきょう(半ズボンに)履き替えて出てきた」
◆男性
「蒸し暑い、湿度がすごくて」
◆女性
「湿気が多いのが苦手なので早く(梅雨が)明けてほしい」
この先しばらくは雨の予報で30日は、ところによって雷を伴った激しい雨が降る恐れがあるということです。
大雨のシーズンに入りましたが、日本の南には台風もあり、今後の動向が心配されます。
◆大波多美奈 気象予報士
九州北部地方が梅雨入りしたということで、この先、大分県内でもぐずついた天気が続くことが予想されています。
特に30日は県内でも午前を中心に激しい雷雨となる恐れがありますので注意をしてください。
また、今週のぐずついた天気は沖縄の南にある台風2号も影響しています。
北西へと進んだあと次第に向きを東よりに変える予想ですが、周辺の上空の風が弱いため動きはかなりゆっくりとなりそうです。
九州付近では台風からの湿った空気が流れ込み雨が強まりやすい気圧配置がしばらく続くことになりそうです。
梅雨入りの発表をきっかけに大雨への意識を高めるようにしてください。