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2024年、大分と福岡を舞台に開催される国内最大級の観光キャンペーン、「デスティネーションキャンペーン」に合わせJR九州が、10日新たな観光列車を運行する計画を発表しました。
デスティネーションキャンペーンはJR6社が地方自治体とタッグを組む国内最大級の観光キャンペーンで、2024年4月から3か月間、大分と福岡を舞台に行われます。
スタートまで1年を切る中、魅力的なツアーを組んでもらおうとJR九州などは別府市で10日、全国の旅行会社の関係者など約400人を招待したプロモーション活動を行いました。
◆TOS白井信幸記者
「こちらは旅行会社などへの商談会が行われている場所です。大分・福岡両県の観光関係者がコロナ禍からの反転攻勢を目指して熱心にPRしています」
会場内には大分と福岡の市町村のブースが設けられ、それぞれの観光関係者が地元の魅力をアピールしていました。
また…
◆JR九州 古宮洋二社長
「デスティネーションキャンペーンにあわせて、もう1本列車をつくろうと今、頑張っています」
発表されたのは新たな観光列車の計画です。
キャンペーンに合わせ2024年春から運行する予定で、博多から久大本線を経由し由布院や別府駅まで1日片道1便の運行となります。
◆JR九州 古宮洋二社長
「(久大本線沿線は)特にインバウンドに人気のあるエリアとなっているので、ゆふいんの森では対応出来ないくらいの魅力がある。それとは違うものを作って、さらに別の世界で久大本線沿線を堪能していただければ」
◆佐藤樹一郎県知事
「今までの“或る列車”と“ゆふいんの森”とあわせて相乗効果で訪れる人がたくさん増えるのではと期待しています」
10日夜から12日にかけては旅行会社の関係者などが参加して、大分と福岡の観光地を巡る視察ツアーが行われます。