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大分県の別府ムスリム教会が、イスラム教徒向けの土葬墓地を日出町に整備する計画について、9日夜、教会側と地元住民が正式に合意しました。
別府ムスリム教会のイスラム教徒向けの土葬墓地は日出町南畑の町有地に整備が計画されています。
協会側は地元の高平地区の住民の理解を得るため、町の助言を受けて協定案を作り協議を続けてきました。
その結果、予定地に土葬墓地を整備することで双方が合意に至り、9日、正式に協定が交わされました。
協定には1年に1回、地下の水質検査を行うことや、1人分の区画に複数の死者を埋葬する場合は間隔を20年空けることなどが盛り込まれています。
これを受け土地の売買に向けた測量などが始まる見込みで、計画が本格的に動き出すことになります。
一方で、土葬墓地を巡っては計画地に隣接する杵築市山香町の住民が風評被害などを理由に反対の声を上げていて、今後の行方が注目されます。