新型コロナ「5類」引き下げ インフルエンザ同様、幅広い医療機関が対応可能に 

2023年05月08日 18:40更新

新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、8日から「5類」に引き下げられました。

 

 

県内の医療機関では…

 

 

◆TOS白井信幸記者

 

「大分市内の病院です。今後は新型コロナの感染者の入院を受け入れる方針で、個室での対応を想定しています」

 

 

5類への引き下げを受け、これまでの限られた医療機関での対応からインフルエンザなどと同じように幅広い医療機関が対応できるようになります。

 

 

 

大分市のこちらの病院では発熱者の外来診療は行ってきましたが、入院は受け入れていませんでした。

 

 

今後は軽症者については受け入れることにしています。

 

 

一方、重症者の入院は難しいため、別の病院に移すことになります。

 

 

こうした入院の調整はこれまで保健所が行ってきましたが、今後は病院間で行うことになっています。

 

 

また、保健所による健康観察など自宅療養者への支援も無くなるため、患者に渡すチラシを作成していました。

 

 

◆えとう内科病院・松永研一院長 

 

「これからは我々の負担はむしろ大きくなるのではないかという印象を持っている」

 

 

大分県は、外来に対応する医療機関をホームページで公開していて、9月末までにインフルエンザと同じ650まで増やすことを目標としています。

 

 

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