ウクライナからの避難者がお花見満喫 「心の底から平和を感じる」

2023年03月27日 18:30更新

日本の春の象徴とも言える桜を、ウクライナから避難してきた人たちが楽しむ催しが、26日、別府市で開かれました。

 

これは、ウクライナからの避難者を支援するNPO法人「beautiful world」が企画しました。

26日は、避難者10人を含む約50人が参加。

地域住民などに感謝の気持ちを込めて、郷土料理、ボルシチを手作りして振る舞いました。

 

◆参加した女性

「おいしいです。初めて食べたけど、さっぱりした味です」

◆参加した男性

「それぞれ皆大変だと思うので、お互い寄り添って助け合っていくことは、とてもいいことだと思います」

 

そしてみんなで向かった先は、近くにある桜並木。

薄いピンク色の花が綺麗に咲き誇っていて、避難者たちは、初めての光景を写真に収めるなどしていました。

 

◆ウクライナからの避難者

「心の底から平和を感じることができます。落ち着くことができます。素晴らしい花です」

 

◆支援する小野ヤーナさん

「日本のシンボルだから、皆凄く喜んでいます。今見て、たくさん写真を撮ったり散歩したり、結構気に入っています」

 

大分県内で避難者の受け入れが始まって、間もなく1年。

初めてのお花見は、避難者たちにとって癒しのひと時となっているようでした。

 

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