宇佐・国東半島の観光振興を目指し 県信用組合とトヨタカローラ大分が協定
別府市にある杉乃井ホテルの大規模リニューアルに伴い、16日、本館が営業の最終日を迎え、半世紀以上の歴史に幕を下ろしました。
◆従業員
「どうもありがとうございました」
16日で閉館となった杉乃井ホテルの本館。
チェックアウトの時間帯には、スタッフが宿泊客に感謝を伝えていました。
本館は、1971年に開業。
杉乃井ホテルの「顔」として、51年もの間、県内外から多くの宿泊客を受け入れてきました。
今回の閉館は大規模なリニューアル工事に伴うもので、1月26日には新たに「宙館」がオープンします。
本館の営業最終日の16日は、長年利用しているという常連客が最後にチェックアウトしました。
◆常連客
「(自分が)20代の頃から、おじいちゃん、おばあちゃんの代からお世話になっている。名残惜しい、さみしいが最後に泊まりたかった」
◆杉乃井ホテル 藤田せりかさん
「昭和、平成、令和と続いてきたので、終わってしまうというのは感慨深い。(今後は)さらに進化した杉乃井ホテルを楽しんでほしい」
また16日は、Hana館の跡地に建てられる客室棟の建築工事が始まり、名前が「星館」に決まったと発表されました。
星館は、2025年1月に開業する予定で、これで、リニューアル事業は完了するということです。