別府観光の“顔”杉乃井ホテル本館51年の歴史に幕 大規模リニューアルで 

2023年01月16日 18:30更新

別府市にある杉乃井ホテルの大規模リニューアルに伴い、16日、本館が営業の最終日を迎え、半世紀以上の歴史に幕を下ろしました。

 

◆従業員

「どうもありがとうございました」

 

16日で閉館となった杉乃井ホテルの本館。

チェックアウトの時間帯には、スタッフが宿泊客に感謝を伝えていました。

 

本館は、1971年に開業。

杉乃井ホテルの「顔」として、51年もの間、県内外から多くの宿泊客を受け入れてきました。

 

今回の閉館は大規模なリニューアル工事に伴うもので、1月26日には新たに「宙館」がオープンします。

 

本館の営業最終日の16日は、長年利用しているという常連客が最後にチェックアウトしました。

 

◆常連客

「(自分が)20代の頃から、おじいちゃん、おばあちゃんの代からお世話になっている。名残惜しい、さみしいが最後に泊まりたかった」

 

◆杉乃井ホテル 藤田せりかさん

「昭和、平成、令和と続いてきたので、終わってしまうというのは感慨深い。(今後は)さらに進化した杉乃井ホテルを楽しんでほしい」

 

また16日は、Hana館の跡地に建てられる客室棟の建築工事が始まり、名前が「星館」に決まったと発表されました。

星館は、2025年1月に開業する予定で、これで、リニューアル事業は完了するということです。

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