ラグビー・九州電力キューデンヴォルテクスが大分市で合宿
春の高校バレー女子、3年ぶりの日本一を目指す東九州龍谷高校バレーボール部。
23年連続、38回目の春高バレーに挑みます。
前人未到の5連覇など、数々の金字塔を打ち立てて来ましたが、前々回は3位、そして前回は2回戦敗退と悔しい結果が続いています。
◆佐村美怜選手
「3年生にとってラストチャンスなので、絶対という気持ちを持って燃えて勝ちきっていきたい」
再び女王の座へ…。
決意を胸にスタートした新チームでしたが、試練が彼女たちを襲います。
新型コロナによる活動の停止ーー
夏のインターハイの後、新型コロナのためにおよそ2週間、活動停止。
その影響もあって、秋の国体は九州ブロック予選で敗れ、16年ぶりに出場を逃しました。
◆山田ののは選手
「どうやって、また1からチームを作って、流れに乗っていけるかっていうのを、すごく考えました」
◆加藤明選手
「やっぱり落ち込んでしまったんですけど、そこから春高に向けて切り替えていこうという気持ちでやってきました」
また11月、常勝軍団・東龍の礎を築いた名将・大木正彦元監督が死去…。
「大木先生のためにも、悔いの残らないプレーを」。
選手たちは、新たな誓いを胸に抱きました。
◆相原昇監督
「日本一という目標はあるんですけど、初戦から無欲無心で、大木先生から教えて頂いたことを全て東京体育館で出し切れるように、一戦一戦頑張りたい」
3年生にとっては、悲願の日本一を成し遂げる高校生活最後のチャンス。
伝統のコンビバレーを武器に春高の舞台に挑みます。
◆飯山エミリ主将
「特別な大会になるので、一戦一戦集中して、全力でチームが1つとなって戦っていきたいです」
2023年1月4日に開幕する春高バレー。
東龍は初戦で長野代表・都市大塩尻と対戦します。