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大分県内に移住する人をさらに増やそうと、3日、福岡県北九州市でPRイベントが開かれました。
PRに一役買ったのは、大分県別府市に移住した中島知子さんです。
◆中島知子さん
「(別府は)新鮮な源泉が出る文化が感動して気に入っている。大分に来て仕事がまた増えた。ちょっと体が楽というか温泉があるしすごく風が気持ち良い」
大分の温泉の魅力をアピールするのは、2018年に別府市に移住したタレントの中島知子さんです。
このイベントが開かれたのは、福岡県北九州市。
大分県内への移住者を呼び込もうと大分県が開催しました。
大分県内への移住者は、2014年度は292人でしたが、年々増加傾向にあり、昨年度は1416人となりました。特にコロナ禍となって以降、動きに拍車がかかっていますが、これは全国的な傾向だと言います。
各地で人口減少が進む中、より多くの人を大分に呼び込む。
そのために県が今年度から取り組んでいるのが、移住した人に福祉や医療に関する資格の取得をサポートする制度です。看護学校に入学する際に20万円を支給するなど、環境の良さを打ち出すとともに、人員不足が叫ばれる職種の人材確保にも繋げたい考えです。
◆大分県 おおいた創生推進課 宮原珠美さん
「(移住希望者は)仕事の確保で苦労している人が大変多くいるので、少しでもそこを手伝い出来たらというところと、あわせて人材が不足している業種に少しでも力を入れていけたら」
北九州市で行われた今回のイベントは、その一環。
中島さんは事前に医療の仕事などを体験していて、大分の魅力と共にやりがいなどを話していました。
◆移住を検討している人は
「一番移住するにあたっては仕事っていうのが第一。ちょっと移住に自信がついたというかイベントに来て良かった」
県は今後、中島さんが医療や保育などの仕事を体験した動画をインターネットで公開する予定だということです。
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