「NPB引退」の内川聖一選手 独立リーグ「大分Bーリングス」への入団を発表 大分

2022年12月03日 10:00更新

NPBでの22年間の現役生活に別れを告げた大分県大分市出身の内川聖一選手が3日、プロ野球独立リーグの大分B-リングスへの入団を発表しました。

 

◆内川聖一選手

「まだ僕も野球が大好きで、まだ野球をやりたいなと、皆と同じ気持ちを持っています。この大分市で生まれて大分市で育って、地元でプレーをしたいという思いがありましたので、来シーズンからは独立リーグに所属しています、大分Bーリングスでプレーすることを決めました」

 

内川選手は3日、大分県大分市の別大興産スタジアムで行われた小学生の野球大会「内川聖一杯」の開会式に出席しました。

挨拶の中で内川選手は九州のプロ野球独立リーグに参戦する地元の球団・大分B-リングスへの入団をサプライズで発表。「プレーヤーとして、皆に負けないくらいの元気とやる気を持ってやりたいと思います」と子供たちを前に誓っていました。

 

内川選手は大分県大分市出身で現在40歳。

大分工業高校で頭角を現し、2000年、ドラフト1位で横浜に入団しました。その類まれなバットコントロールで2008年には、3割7分8厘の高い打率で初の首位打者に輝きました。

 

2011年には福岡ソフトバンクホークスに移籍し、史上2人目となるセ・パ両リーグでの首位打者を獲得。ソフトバンク在籍中に7回の日本一に貢献したほか、2018年には通算2000本安打を達成しました。

その後、2020年には出場の機会を求めて東京ヤクルトに移籍。2022年9月、22年間のプロ生活に区切りをつけることを決断し、NPBの選手としての引退を表明していました。

 

11月に大分に戻って広瀬知事を表敬訪問した際にはスポーツを通して地元に貢献したいと今後の展望を語り、「どのような形で貢献できるのか、楽しみにしてくれると嬉しい」と話していました。

最新のニュース