年間約7万円の負担増‥10月から6500品目“値上げの秋”「企業努力の限界」【大分】

2022年09月30日 21:00更新

10月はおよそ6500品目もの食品の値上げが予定されていて、その数は「ことし最多」だと言います。

 

 

大分県内の反応などを取材しました。

 

年間約7万円の負担増

 

◆帝国データバンク 大分支店 吉元英治調査課長

「これまでの原材料価格の上昇というところでかなり企業努力をしてきたと思うが、このタイミングで上げざるを得ないという判断」

 

   

 

月別の食品の値上げ品目数をみると、毎月多くの食品の価格が上がってきましたが、10月はことし最多だった8月の2.5倍となる6532品目と記録的な数になります。

 

 

 

ことしに入ってからの値上げで負担額は…

 

 

◆帝国データバンク 大分支店 吉元英治調査課長

「全世帯の平均で月額5730円、年間になおすと68760円、約7万円の負担増となっている」

 

 

具体的に見ると、キユーピーが10月1日からマヨネーズ類など93品目を最大20%値上げ。また、丸大食品と伊藤ハムはハムやソーセージなどを最大30%値上げ。家庭用チーズについては森永乳業が最大で50円、明治が最大65円値上げすると共に、内容量が減る商品もあります。

 

「企業努力の限界」

 

◆TOS柴田真里キャスター

「大分市内にあるスーパーです。今年に入って何度も食品などの値上げに対応してきたと言うことですが、10月の値上げの品数については、過去にないほどだといいます」

 

 

こちらのスーパーでは10月だけでおよそ1500品目の値上がりが予定されているそうです。

 

商品棚には値上げを知らせる「はり紙」が。

 

また、これまでは企業努力でプライベートブランドの商品価格を据え置いてきましたが、10月は上げせざるを得ない状況だということです。

 

 

◆コープ下郡 山口忠店長

「企業努力の限界というところで値上げせざるを得ない状況となった。理解と協力をよろしくお願いします」

 

 

一方で、10月を前に先週から厳選した100品目の商品を緊急値下げする企画を行っていて、少しでも消費者を応援できればと話していました。

 

 

 

9月末に駆け込み需要も

 

また、駆け込み需要も…。

 

 

こちらは、大分市の酒店です。

 

今回、大手4社がビール類やチューハイを中心に10月1日から一斉に1割程度値上げします。

 

缶ビールの値上げは14年ぶりだということです。

 

 

こちらの店ではポップを貼って値上げ前の購入を勧めていました。買い溜めに訪れる人も多いようで、仕入れを増やして対応しています。

 

 

◆酒のチャップリン大在店 村田博史店長 

「特にビールケースをまとめて3ケース4ケース買う人が非常に多くなっている」

 

 

 

値上げのピークとも言われている10月。

 

しばらくは家計をうまくやり繰りして凌いでいく状況が続きそうです。

 

 

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