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新チームにも全国大会に出場する選手が
大分豊府高校のフェンシング部は、過去には男女ともに日本一の経験がある全国にその名が知られる強豪校。
いまや全国大会の常連校になったチームの強さの秘訣…キーワードは「練習環境」と「自主性」。
夏の大会終了後、3年生は引退し、現在は1・2年生14人の部員が全国での活躍を目指して日々トレーニングに励んでいる。新チームの中には、秋に行われる栃木国体の出場権を勝ち取った選手もいる。
--大分豊府高校2年・工藤瑞月選手
「(入部を決めたきっかけは)先輩たちのプレーする姿がすごいかっこよかったので入りました」
--大分豊府高校1年・河野拓海選手
「すごく難しいようなスポーツに見えるんですけど、それが逆に面白くて奥が深くて毎日考えさせられるようなスポーツなので、飽きないしどんどん魅力にはまっていく」
中高一貫校の練習環境で次世代を育成
高校生の横で、練習に汗を流しているのは中学校の選手たち。
2007年、大分県内の県立高校では初めて中高一貫校となった大分豊府。その特性を生かし、フェンシング部の練習は普段から中学生と高校生が一緒にトレーニングを行って技術を磨いている。
--大分豊府中学校2年・矢野叶大選手
「経験の多い高校生がいることによって、より詳しく教えてくれるところがとても良いと思います」
--大分豊府中学校2年・木村聡花選手
「中学から高校へと続けている人たちが全国大会でもすごく活躍していて、そういうので刺激をもらえるのですごくいいと思います」
学年関係なく意見を 練習メニューは生徒が決める
選手1人1人の「自主性」を重んじるという大分豊府高校フェンシング部。
3年前から、毎月最初のミーティングに指導者は加わらず、選手だけで実施。
学年関係なく率直な意見を出し合い、いま自分たちに必要だと感じている練習メニューをそのつど決めている。このミーティングを取り入れた結果、ここ数年、全国ベスト8入りなど着実に成果もあげている。
--大分豊府高校・中村修監督
「生徒を信じて生徒に預けて、もう自分たちの部活だよと自分たちで作っていこうと。我々はあくまでアドバイザーでありサポーターであり、やっぱり自主的に取り組むのは生徒かなと実感しています」
11月には県の新人戦に出場する大分豊府高校フェンシング部。自主性を重んじ、部員自らが組み立てたトレーニングメニューを実施し、
中高一貫校の特性を生かした練習環境で、さらなる飛躍を誓う。