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世界で活躍するイタリアンシェフが手掛けるSDGsなジェラート店が4日、オープンしました。
ジェラート店がオープンしたのは人口約3000人の大分県日田市大山町の道の駅です。
プロデュースしたのはイタリア出身で去年、日田市に移住したサルバトーレ・クオモさん。日本や韓国などで250店舗以上のレストランを手掛けた、世界で活躍するイタリアンシェフです。
◆サルバトーレ・クオモさん
「(大分は)宝物がそこら中にあるということ。原料を全て捨てるのではなく、逆に生かす」
県内の農家から規格外の果物を購入し、ジャムなどの加工品も開発しているクオモさん。
今回、店で提供するジェラートには梨やスイカなど地元や県内で採れた果物が使われていますが、こちらも傷があるといった理由で通常では出荷できなかったもので、まさにSDGsなスイーツなんです。
味は6種類あり、梅味を試食させてもらいました。
◆TOS田辺智彦キャスター
「おお~!完熟した梅の甘さと桃のような香りが広がって、清涼感があっておいしいです」
店内の照明には地元の小鹿田焼が。
また、床板の材料には…市内の醤油会社から譲り受けたおよそ150年前の樽を再利用しているんです。
店内もSDGsにこだわっています。
◆サルバトーレ・クオモさん
「飲食の場合、すべてのものに対することがSDGsを加えていかなければいけない。(日田の)果物をこれからどんどん世界に広げていく。これから世界一になっていくジェラートをみなさん食べに来てください。お待ちしています。チュッ!」
世界的なイタリアンシェフが移住先の道の駅でプロデュースするジェラート店。
山間の町では、地元の「宝物」がこれまでとは一味違う輝きを放っています。
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