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大分県と愛媛県を結ぶ豊予海峡ルートの整備計画について、大分市は30日、最も建設費用が少ないプランを発表しました。
約3900億円で、最もコストがかかる案に比べると4分の1以下となっています。
ーー佐藤樹一郎大分市長
「国土全体の発展のためにも、このプロジェクトが非常に重要ということを発信しないといけない。」
大分県の佐賀関と愛媛県の佐田岬を繋ぐ豊予海峡ルートについては、大分市が費用対効果などの調査を進めています。
今回発表したのは、海峡部分の海底に民間がトンネルと車道を整備する場合の建設費用で、約3900億円でした。
これに対し、国などが高速道路を整備しさらに橋も架けて新幹線を走らせる場合は約1兆8000億円かかるとされています。
大分市ではそれぞれのケースの経済波及効果などを検討するとともに、今後シンポジウムを開いて豊予海峡ルートの情報を広く発信していくことにしています。
また愛媛県との交流を深め、必要性の認識を高めていきたいと話しています。