八田與一容疑者 最新の情報提供 7月1か月で382件 前月に写真公開やチラシ配布 別府ひき逃げ事件

2026年08月07日 00:00更新

八田與一容疑者が重要指名手配されている大分県別府市で起きたひき逃げ事件について4日、大分県警は7月末時点で寄せられた最新の情報提供の総数が1万3654件になったと発表しました。7月中に新たに382件の情報が寄せられています。

この事件は2022年6月29日、大分県別府市の交差点でバイクに乗っていた男子大学生2人が八田與一容疑者が運転する軽乗用車に追突され、このうち1人が亡くなったものです。事件発生から1年が過ぎた2023年9月、警察は現場から逃走した八田與一容疑者を全国の警察を挙げて捜査する『重要指名手配』に指定しました。道路交通法違反での指定は全国で初めてでした。

そして事件から2年後の2024年6月、県警は八田與一容疑者の現在の風貌を想像して描いた6枚の似顔絵を公開し、情報提供を呼び掛けました。さらに同じ年の8月、県警はこれまでに公開した八田容疑者に関する映像や似顔絵を使って動画を制作し、県警の公式Youtubeチャンネルで公開しました。動画では「八田與一、見かけたらその場で110番。八田與一よ、隠れるな。この動画を見ているなら今すぐ出頭するんだ」などとナレーションで呼び掛けています。



そして事件発生から3年を迎えようとしていた2025年6月2日県警は、殺意を立証出来る証拠が集まったとして、道路交通法違反のひき逃げのほか、「殺人」と「殺人未遂」の容疑を加え、新たに逮捕状を取ったことを明らかにしました。これにより、このひき逃げ事件は、時効の無い殺人事件として捜査されることになりました。

その後、2026年6月15日には県警が八田與一容疑者について新たなチラシを作成し、報道陣に公開。チラシには八田容疑者の全身が写っているものとサングラス姿のもの、新たな写真2枚も掲載されています。全身のものは八田容疑者が21歳の時、サングラス姿の写真は22歳の時のもの。八田容疑者は事件当時は25歳でした。公開した理由について県警は「全身のバランスを見てもらいたい」などと話していました。

事件発生から4年となった6月29日、県警は、大分を含む全国11の都道府県でチラシを配り、情報提供を呼びかけました。
その結果、チラシを配った当日は1日で129件の情報が寄せられ、前の月の1か月分を上回りました。

こうしたなか、県警は8月4日、この事件に関する情報提供が7月末時点であわせて1万3654件寄せられていると発表しました。
これまでに寄せられた情報の中で、八田容疑者に似た人物の目撃情報は約1万2920件となっていて、内訳では大分県内が約730件、大分を除く九州が約1650件、関東が最多で約4830件、近畿が約1770件、その他の地域が約2720件となっています。

殺人などの容疑が追加された2025年6月以降の情報提供は全体の3割近くにあたる4054件だということです。

八田容疑者に関する情報の提供先は別府警察署0977-21-2131です。

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