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建設業界に新風を吹き込む、ユニークな取り組みが話題を呼んでいる。道路舗装工事や一般土木工事を手がける竜伸建設工業が、4コマ漫画風のCMやSNSを活用した情報発信で、業界のイメージアップに挑戦しているのである。
笑いと共感を呼ぶ、4コマ漫画CMと「道職人の寄り道」
竜伸建設工業の取り組みで特に注目を集めているのが、4コマ漫画風のテレビCMだ。「道職人の寄り道」と題されたこのCMシリーズは、週1回のペースで更新されている。同名のインスタグラムアカウントも開設され、建設業界の日常や魅力を楽しく紹介している。
竜田社長は「少しでも多くの方、特に若い子たちにもこの業界を知っていただこうと思って、『道職人の寄り道』を公開しています」と、その狙いを語る。建設現場の日常を4コマ漫画で表現することで、親しみやすさと共感を生み出しているのである。
「時を守り、場を清め、礼を正す」会社の行動指針と働きやすい職場づくり
竜伸建設工業の特徴は、ユニークな情報発信だけではない。会社の行動指針として掲げられているのが「時を守り、場を清め、礼を正す」という言葉だ。
竜田社長は「礼儀作法や規律を遵守することで、人としての見慣れない心を育てるという意味でつけました」と説明する。この行動指針は、単なるスローガンではなく、社員の日々の行動や心構えに深く根付いているようだ。
また、同社は経営や働きやすい職場づくりで多くの認証を受けており、社員が生き生きと働く姿が印象的だという。建設業界においても、働き方改革や職場環境の改善が重要なテーマとなっていることがうかがえる。
未来を見据えた挑戦、若い世代への啓発活動
建設業界全体で深刻化している担い手不足。竜伸建設工業は、この課題に真正面から取り組んでいる。「道職人の寄り道」の取り組みもその一環だが、さらに大きな構想も持っているという。
「ゆくゆくはこの漫画を一冊の本にして、この業界、特に道路舗装などを多くの人に読んでもらいたいと思います。学校とかいろんなところに配布できたらいいなと思っています」と竜田社長は語る。
建設業界の魅力を若い世代に伝え、未来の担い手を育成する。そんな壮大な挑戦が、一つの会社から始まっているのである。竜伸建設工業の「道職人の寄り道」は、インスタグラムで公開中だ。建設業界の新たな一面を覗いてみてはいかがだろうか。