大分県内で震度5弱 2人けが 佐伯市避難者「横揺れがすごかった」 屋根瓦被害が8件 大分

2024年04月18日 18:50更新

17日夜、豊後水道を震源とする地震があり、大分県内で最大震度5弱を観測しました。この地震で2人がけがをしたほか、住宅の瓦が壊れる被害などが確認されています。

ーーTOS藤村晃輝アナウンサー

「わー揺れてます。まじか結構強いな」

17日夜、大分県内を襲った突然の地震。気象庁によりますと、17日午後11時14分ごろ、豊後水道を震源とする最大震度6弱の地震が起きました。

地震の規模を示すマグニチュードは6.6、震源の深さは39キロ、この地震による津波はありませんでした。

ーー佐伯市で避難した人は

「最初、横にグラグラときた。そのあと、横揺れがすごかった。ズダズダという揺れがきて今回、長かったように思う」

大分県内では、震度5弱を佐伯市と津久見市、震度4を大分市、別府市、臼杵市など計8つの市と村で観測しました。

県によりますと、大分市の70代の女性がベッドから転落したほか、津久見市の80代男性が転倒して腕を痛めました。いずれも軽傷です。

ーーTOS児玉直輝記者

「津久見高校からほど近い場所を通るこちらの市道では、道路脇の石垣が崩れ中の土がむき出しになっています」

また、津久見市では高さ約2.5mの石垣が崩れました。一方、佐伯市では屋根瓦が壊れる住宅の被害が、これまでに8件確認されています。大分地方気象台は今後、1週間程度は同じ大きさの地震に注意を呼びかけています。

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