毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
大分県国東市の小学校では6日、子供たちが地元の人とたこ揚げに挑戦しました。
そこには地元の人たちのある思いがありました。
国東市の富来小学校で行われた、たこ揚げ。
子どもたちが作った様々なたこが舞い上がる中、ひときわ特徴的なたこが…。明治時代から国東市松原地区に伝わるという「福助だこ」です。
ちょんまげ姿の男性の福助は福を招くとされ、人形ではおなじみです。
その福助を模したこのたこを後世に伝えようと、地元の保存会では毎年、富来小学校を訪れて子どもたちと一緒にたこ揚げを行っています。
◆小学生は
「楽しい」
「富来小学校の上ぐらいまで上がった」
◆凧揚げ保存会 松吉鈴美さん
「縁起のいいたこということで作るようになったと思う。それで地域おこしをしたいなと頑張っている」
保存会は「昔ながらの遊びを体験することで、今後も地区の伝統を守っていければ」と話しています。