ちょんまげ姿が大空に 伝統の「福助だこ」 たこ揚げに小学生が挑戦 

2024年02月06日 19:00更新

大分県国東市の小学校では6日、子供たちが地元の人とたこ揚げに挑戦しました。

そこには地元の人たちのある思いがありました。

国東市の富来小学校で行われた、たこ揚げ。

子どもたちが作った様々なたこが舞い上がる中、ひときわ特徴的なたこが…。明治時代から国東市松原地区に伝わるという「福助だこ」です。

ちょんまげ姿の男性の福助は福を招くとされ、人形ではおなじみです。

その福助を模したこのたこを後世に伝えようと、地元の保存会では毎年、富来小学校を訪れて子どもたちと一緒にたこ揚げを行っています。

◆小学生は

「楽しい」

「富来小学校の上ぐらいまで上がった」

◆凧揚げ保存会 松吉鈴美さん

「縁起のいいたこということで作るようになったと思う。それで地域おこしをしたいなと頑張っている」

保存会は「昔ながらの遊びを体験することで、今後も地区の伝統を守っていければ」と話しています。

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