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津波からの避難場所として大分市に人工の高台が完成し、6日に記念式典が開かれました。
◆TOS田邉智彦キャスター
「大分市の沿岸部にある家島地区には、小高い丘のような防災施設が完成しました」
大分市の家島に完成したのは「家島命山」です。
家島地区は南海トラフ巨大地震で最大3.6mの津波が予想されていますが、津波避難ビルが1つしかなく避難場所の確保が課題となっていました。
このため市は約2億1500万円かけて「家島命山」の整備を進め、6日、地元の住民や関係者など約60人が参加して完成記念式典が行われました。
高台は高さが約10メートルで車いす用のスロープや階段で上ることができます。
頂上には約400平方メートルの避難スペースがあり、最大で約400人を収容できるということです。
テントにもなる屋根付きのベンチや飲料水などを保管する倉庫も備えられています。
◆地元の人
「いいですよ。これだけ高かったら安心」
市は「津波から一人でも多くの命を救えれば」と話しています。
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