街中に大量の「こたつ」!?大分県の名物イベントはボランティアの手作りだった
昭和の町の「新」
――竹尾さん
「さあ、原田さん。これまでは昭和の町の定番と言える所を回ってきたんですが、これから新しく昭和の町で活躍していこうというお店もございまして、きょうはちょっとそちらも訪ねてみたいと思います」
――原田さん
「新旧の新の方ですね」
――竹尾さん
「新でございます」
新町通り商店街の中ほどに新しくできた「新町交流拠点施設」と「新町創業支援施設」。ここに新しくできたお店がこちらの『Peco』。看板商品のフルーツサンドは、季節の果物を生クリームとパンで挟んだ見た目にも美しい一品です。
――竹尾さん
「ご主人は豊後高田の方なんですか?」
――Peco・中根紀博さん
「僕はもともと別府ですね。上が住居スペースになっているので、いずれはまだ今はこっちには来ていないのですが、いずれはこちらに来ようかなと思っていますけど」
――原田さん
「ここに住まれると?」
――Peco・中根紀博さん
「ここの2階に」
――2人
「えぇ~」
――Peco・中根紀博さん
「2階が住居になっているんですよ」
――原田さん
「これから色々な地方が人口減少でいろんな人を呼び込まなきゃいけないじゃないですか。すごいいい面なんじゃないですかね」
――竹尾さん
「選ぶポイントになっているわけですよね」
――Peco・中根紀博さん
「そうですね、豊後高田の町の人もみんな温かいので良くしてもらっています」
さて、いただいたのは、フルーツサンドではなくたまごサンド。でもでも!この黒いサンドがすごかったんです!
――原田さん
「実はこの黒ってトレンドなんですよ。東京で黒いトンカツというのがめちゃくちゃ流行っていまして、トンカツの衣の部分に竹炭を入れて、真っ黒いトンカツというのが逆にインスタ映えするっていってすごく流行っているので、同じ発想なので、実はめちゃくちゃトレンディなことをオジさんの感覚で実現したんです」
――竹尾さん
「黒いトンカツのこと知っていました?」
――Peco・中根紀博さん
「知りません」
――竹尾さん
「めちゃくちゃ凄い!」
――Peco・中根紀博さん
「先取っちゃいましたね」
竹炭を練りこんだパンに温泉卵。竹尾さん、お味は?
――竹尾さん
「ベストやないか!」
そしてもう一軒。新しいお店はこちらの居酒屋さんです。「Okiraku Dining 呑もうっちゃ」。オーナーの安部さんはご家族で宇佐市から移住してきました。
――Okiraku Dining 呑もうっちゃ・安部真さん
「結構、商店街に気さくな方がいて『困ったことがあったらいつでも言ってね』と本当に昔ながらの昭和の雰囲気を肌で感じてじゃあもう移住しようということで」
看板メニューは「牛すじ煮込み」。スープは醤油ラーメンのようなイメージで仕上げています。
――原田さん
「おいしい。牛すじ1個にふた口ずつ呑みたい」
――竹尾さん
「これ一個じゃ食べ終える間には一瓶くらい空きますね」
Z世代を引きつける 発信を
――原田さん
「これからZ世代の子たちをもっと引きつけて、今までメインなお客さん方の高齢者が、逆に言うと、日本は2025年以降後期高齢者が増えるので、減ると思うんですよ、『懐かしい』って感じる人が。やはりZ世代を中心としたインスタ世代をどれだけ呼び込んでいけるかが、この町が生き残っていけるかどうかのポイントになるし、さっきの黒たまごサンドとかもある意味インスタ映えするので、一つの材料になるし、この牛すじ煮込みもそうですし、昭和仮面もそうかもしれませんし、発信に町をあげて力を入れて欲しいなと思いましたね」
――竹尾さん
「明日くらいから昭和仮面もTicTokとか始めているかもしれませんね」
2022年2月12日放送のサタデーパレットより