原油高騰で様々な影響…フェリー減便、医療製品の出荷制限、温泉施設「このままでは値上げ」大分

2026年04月08日 18:30更新

停戦に合意したアメリカとイランですが、このまま戦闘が終結に向かうのか注目されます。

 

 

依然として予断を許さない中東情勢。緊迫化による原油価格の高騰で県内のさまざまな現場にも影響が出ています。

 

 

 

こちらは大分県国東市の竹田津港。山口県の徳山港とを結ぶスオーナダフェリーが運航しています。

 

 

通常は1日5往復の運航ですが、中東情勢の緊迫化による燃料価格の高騰で、4月からそれぞれの港を出発する最終便が運休に。

 

 

4月いっぱいまで1日4往復に減便します。

 

 

◆利用者

 

「どうしようもない。こればっかりは」

 

 

燃料である重油の仕入れ価格は以前に比べて1.5倍まで高騰していて、6月からはやむなく運賃を値上げするということです。

 

 

 

 

 

影響は医療現場にも広がっています。

 

 

◆大分三愛メディカルセンター法人経営・事業企画支援課半沢浩太係長

 

「安定した供給をするために、あまり買い込みはしないでくださいという一部の出荷制限はされている。今まではなくて、前例はないと思う」

 

 

大分市の大分三愛メディカルセンターです。

 

 

こちらでも手袋やチューブなどさまざまな石油由来の医療用製品を使っています。

 

 

中東情勢の緊迫化で仕入れ先からは商品の出荷制限のほか、値上げの可能性もあると告げられています。

 

 

◆大分三愛メディカルセンター法人経営・事業企画支援課半沢浩太係長

 

「値上がりすると病院も経営は圧迫するので、そのあたりは抑えてもらいたい」

 

 

在庫があることから、現時点で問題は出ていませんが、無駄使いしないようスタッフに適正な利用を呼び掛けているということです。

 

 

 

 

 

◆別府鉄輪温泉 やまなみの湯佐藤修副支配人

 

「こちらがボイラー、お湯を沸かす機械。2台あるが重油を使っている」

 

 

別府市内の温泉施設です。こちらでは、およそ36度の源泉を入浴に適した42度ほどまで上げるため、ボイラーを使っています。しかし、中東情勢の悪化を受けて燃料となる重油の仕入れ値が上がっているといいます。

 

 

◆別府鉄輪温泉 やまなみの湯佐藤修副支配

 

「月に1万8000リットルくらい使っているが 大体、値段で30%くらい値上がりしている。営業自体が厳しくなってくる」

 

 

土日には1日におよそ1000人の客が訪れるそうですが今後は利用客への影響も懸念されます。

 

 

◆別府鉄輪温泉 やまなみの湯佐藤修副支配人

 

「このまま値上がりが続くとやはり値段(入浴料金)も上げざる得ないかなということも視野に入れている」

 

 

原油価格の高騰は、温泉地・別府の温かい日常にも影を落としています。

 

 

最新のニュース