「無気力・不安」大分の小中学校で不登校が過去最多

2021年10月13日 19:00更新
子供たちの学校生活を巡る話題。
 
昨年度、県内の小中学校で確認された不登校の児童・生徒の数が過去最多を更新したことがわかった。
これは文部科学省が13日公表した。
 
それによると昨年度、確認された県内の不登校の児童・生徒の数は小学校で618人、中学校で1374人で共に過去最多を更新。
小中学校の合計は全国ワースト8位だったという。
 
その理由で最も多かったのは「無気力・不安」。
小学校・中学校共に前の年から増えていて半数以上を占めている。
 
コロナ禍では初めての調査だったことから県教委は「生活環境の変化が子供たちの心理に影響を及ぼした可能性がある」と分析している。
 
また、いじめの認知件数も公表され、県内の小中高校などの合計は9718件だった。
前の年度から1700件ほど減少しているが、2年連続で全国ワースト3位だった。

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